2016.11/01 [Tue]
朴の板に「花2つ」を彫る
木彫のお得意先でもあり 趣味の合うお友達でもあり
新潟の母のようでもあるNさんからのご依頼
Nさんが この前ここでも紹介した杢工房さんにオーダーして作られた
お孫さんのためのお絵かき机に 飾りとして貼り付けるものだそう。
「納期は?」と聞くと 「来年になってもいいのよ、今年生まれた孫なんだから」と。
そりゃまだまだ 椅子に座ってお絵かきはできますまい。
31センチ ✕ 15.5センチ 材=朴

柄は 以前お買い求めいただいた 「花2つ」 と同じにしてほしいとのこと。


とても彫りやすい朴です。
私が市販の板ですぐ手に入るのは 30センチまで。
最初 「31センチ」と聞いて 材料が用意できないと難色を示したら
なんと Nさんちの台所から 古いけれど大変大きなまな板が出てきたらしく
それを杢工房さんに持ち込んで 裁断してこられたのでした。
出てきたまな板がまた木彫に最適な朴だったなんて よくできた話です。
お呼びがかかってこの材料をご自宅へ取りに行った時に
Nさん特製のチャーシューをいただき 早速その晩 丼ものにしました。
煮ては冷まし煮ては冷まし2日間かけてつくるというチャーシューはトロトロでした。

こんなおいしいものをもらっては
請求する彫り賃に影響が出そうです。
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まな板ですか!?
たまによそ様のお庭で見かける木ですね。(笑)
でも、この辺で見かけるホオノキは、それほど大きくないので、大きなまな板を連想するのは難しいです。(笑)
トロトロチャーシューの丼、おいしそうですねー。
その横にチラッと写っている タコ(酢の物でしょうか?)、あ~、食べたい!!